名鉄特急「ミュースカイ」乗車記 (part3)



 再び、名鉄の駅へ戻ってきました。
 早速、乗車券と特急券(ミューチケット)を購入して、ホームへ向かいます。
 乗車する列車は、まだ入線しておらず、1000系の特急パノラマスーパー豊橋行きが停車しておりました。

 豊橋行きの場合は、2000系のミュースカイではなく、パノラマスーパーで運用されているようです。 なので豊橋へは足を踏み込んでいないようです。

 ある意味、もったいないですね。 一番乗車時間が長い区間で、ミュースカイ2000系が使われていないとは・・・
 しばらくして、16時20分発、快速特急ミュースカイの新鵜沼(しんうぬま)行きが到着しました。 わたくしらは、これに乗車します。
 この中部国際空港駅は、2面2線のホームとなっております。
 早速、車内へ入ります。 快適なリクライニングシートが並びます。
 行きの時は、乗車率が半分くらいでしたが、帰りは、20%くらいの乗車率でガラガラでした。
 帰りの場合、席が車椅子席の番号と、普通席の番号が指定されていたので、このように転換して過ごすことにしました。
 車椅子のS君は、このように、後ろ向きに座っております。
 座席カバーにも、ミュースカイと書いてあり、それ専用となっているようです。
 照明も、名鉄にしては、凝ったつくりとなっております。
 そして、車椅子対応のトイレがあります。
 また、車端部には、このように荷物置き場まで備えてあります。
 しばらくすると、こちらの車両、ミュースカイの赤色バージョンが到着しました。

 こちらの場合は、一部が指定席の特急で、一般席(自由席)も連結されている列車です。

 青色バージョンの車両は、3両で全席指定席でしたが、こちらの赤色バージョンは、2両(指定席)+4両(一般席)の6両編成となっております。
 なお、この列車の特徴の一つは、やはり大きく書かれた「1」の表示。

 そして、こちらは、「2」の表示。
 これで分かると思いますが、2号車の意味です。 指定席の場合は、このように分かりやすく、表示されているんですね。

 この車両は、2200系です。 どこで分かるかは、もうご存知ですよね?
 そして、こちらは、一般席のほうです。
 つくりが少し違うようですね。
 車内は、このように転換クロスシートと、ロングシートが交互に配列されております。
 すべてがロングシートでないのが良いですね。
 そして、2000系と2200系の並びの写真です。 やはり外見で違うのは色だけでしょうか?
 定刻どおり、発車しました。
 今度は、空港開港後ということになりますね。
 海が見えてきました。 いよいよ空港島ともお別れです。
 連絡橋に来ました。 隣に見えるのは、高速道路です。

 関西空港の連絡橋は、上が道路で下が鉄道という2階建ての連絡橋でしたが、中部空港の場合は、並んで・・・と言う感じですね。
 中部空港を出て、わずか20分ほどで、神宮前(じんぐうまえ)駅に到着しました。

 反対ホームには、パノラマスーパーと2200系のミュースカイが停車しておりました。
 16時48分、名古屋駅に到着しました。

 快適のあまり、このまま終点の新鵜沼へ行きたい・・・とS君も思ってしまったようです。 それだけ快適だった、ミュースカイの旅でした。


 今回は、乗車記という形で取り上げました。 いかがだったでしょうか?
 なお、車椅子のS君に許可をもらって、S君の画像を載せることにしました。 バリアフリーの面は、車両、設備とも結構良かったです。

 名鉄の新型特急ミュースカイ、非常に快適でした。 リクライニングが少し浅いのは、仕方の無いことですが、さすがに力の入れた特急車両である・・・ということを認識しました。
 名鉄の売りであった前面展望が出来ないのは、悔しいですが、モニターで前面展望が映る・・・という点も評価したいところです。

 最近、名鉄の対応も良くなり、これも少しは評価が高くなるかもしれないですね。でも、まだ一部の駅員は、ダメダメですが・・・

 この車両、ぜひ、乗っていただきたい車両である・・・と言うことだけは、伝えたいと思います。 




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